【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
そう言った和馬君が、私の手の甲を、そ
っと包むように手のひらを重ねてきたか
ら、思わず身体が震えた。
なんか、すごい熱い。
「そんなこと……っ」
「俺は、緊張してんだけど」
「……っ!」
ぎゅ、と手を握られる。
おずおずと和馬君の方を見ると、和馬君
はほんのりと頬を染めていた。
そんな和馬君を見て、更に恥ずかしくな
る。
「……つか、ごめん」
「え…?」
「俺、今日狙ってたわ」
……狙ってた?
少し目を見開くと、和馬君がちょっと笑
う。
「今日、父さんも母さんも居ないの、知
ってて希美を呼んだんだよね」