夢旅
俺とユイは山をどんどん登っていく。


追っ手があきらめるまで、

ただひたすらに……


でも、

追っ手は全然あきらめる気配を示さない。


山を照らし、

俺とユイを探し続けている。



山はいたるところが照らされて、

もう……

逃げ場なんて存在しない………

と言っているようだった。



神様………


俺、ユイを守りたいんだ!!


神様………


俺に一度だけ奇跡を起こして下さい……


神様………



でも、

普通に考えれば、

ここまで逃げれたこと自体が奇跡だ……。



どんどん照らされていく山……


神様にも見捨てられてしまったのかもしれない………




ついに前からもライトの光がやってきた。


後ろを振り向けば、

後ろからもライトが迫ってくる。


くそ………


なんで………


なんでだよ………



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