なんで俺じゃあかんねん
やっぱ、あの二人付き合うんかなー。

真田先輩じゃ、俺、勝ち目ないよなー。

「はあ・・・。」

やば、ため息でてもた。

「坂井くん。」

あ、聞こえちゃったかな?

俺は、なんともないような顔をして雅さんを振り返る。

そこには、やけに真面目な顔をした彼女がいた。

「ちょっと込み入ったこと聞いてもいい?」

「込み入ったこと?」

気づくと、周りは誰もいなくて

あまり人通りのない廊下にいた。

「うん。いいかな?」

なんやろ?そんな真剣な顔して。

「いいけど。なに?」

ピアノのことかな?

相談か?

俺でよければ聞くし。



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