なんで俺じゃあかんねん
「あ、それともあれか!好きって姉としてってこと?
それでもないわー。あいつ、マジ性格悪いし。

俺ら仲悪いん、知ってるやろ?見てたらわかると思うし。
あいつ、俺のこと嫌ってるし、俺だって別に・・・・」

ペラペラと訳がわからんことをしゃべり続けてた。

無意識に。


なんか、しゃべらないと、いろいろと本間にバレてまいそうで。

・・・怖かった。




「坂井くん。」

でも、雅さんは俺の目をじっと見て、静止させるように俺を呼んだ。


「・・・な、に?」

「ごめん、こんなこといきなり言って。

でも、私は良いと思うから。
素敵なことやと思うから。」

素敵って・・・
良いって・・・

俺ら、姉弟やで?良いわけないやん。


「いや、だから違うって。」

そう言うしかなかった。
そう言って、目線をそらした。

雅さんと目を合わせると、嘘がバレそうや。

もう、バレてる気もするけど。


でも、認めたらあかんやろ。認められるわけないやん。


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