なんで俺じゃあかんねん
「それで、なに?
俺と話したかったんやろ?」
「そうやねん!」
「なんなん?俺のこと知ってたん?」
俺はおまえのこと知らんねんけど。
「そりゃ、知ってるわ!
I中のイケメンエース!!!」
・・・・またか。
だから、そのイケメンってやめてほしいねんけど。
「ええよな~バスケも上手くても顔もよくて。」
斉藤と同じようなこと言うな、こいつ。
「そんなことないし。」
「あるし!!」
即座に反応してくるから苦笑いするしかない。
「それで、どんな奴なんかな~?って。
そしたら同じ高校でチームメイトやねんもん!
おまえの姿見たときはびっくりしたわ。」
知らん間にびっくりされてたんか・・・。
それにびっくりやわ。
「てか、なんかイメージとちゃうなあ、おまえ。」
「いや、遼が抱いてた俺のイメージってどんなんやねん。」
「うーん・・・
もっと"俺すごいやろ"的なオーラ出してる奴やと思ってた。
そしたら、なんか見てたら全然そんな感じちゃうから、
だから話してみたかってん。」
どんなオーラやねん。
と思ったけど、あえて深くつっこまないでおいた。
でも、よかった。
そんなオーラだしてると思われたらいい迷惑やし。
実際、そんなこと思ってないし。
だって、入学早々真田先輩のプレイ見たから・・・・。
あれ見たあとで、そんなこと思えない。