なんで俺じゃあかんねん
「でも、よかったわ。
俺、おまえと仲良くなれそうやわ。」
「そうか?」
「うん。坂井、俺が思ってた奴とちゃうかったし。」
まあ、そう思ってくれたんは、ありがたいな。
同じ部活内で敵対とか嫌やし。
「あ、そうや。遼。」
「ん?」
「ハル、な。」
自分を指さし、遼に告げる。
「ハル?」
「俺のこと、ハルって呼んで。なんか、坂井やと自分のことかわからん。」
「ふ~ん。ハルか。わかった。」
また、ニコニコしはじめた。
やっぱりこいつ、小動物・・・・
そうや!リスっぽい。
毛も茶色いし。
俺も。
遼みたいな奴は、わりと好きや。
変な意味ちゃうで!
友達として、付き合いやすいってこと。
あとの3人は、話してみなわからんけど、遼がこうやって飯一緒に食うくらい仲いい奴らなんやったら、たぶん大丈夫やろ。