湖都子のポエム

キミ以外はいらない…

キミはしらないんだ
どれくらキミを好きなのか

初めて会った日
キミの笑顔に見とれていた
そして、混乱していた
それまでは…
顔しか見ない女たちが嫌だった
恋することて…ないと思っていたのに
キミに…一目で恋をしてしまった

会うたびに好きになっていった
どんな時でも
キミの笑顔を見ると
癒されて元気になれたんだ

会うたびに
話すたびに
笑顔を見るたびに
どんどん好きになっていった
俺だけを見てほしかった

離れていた1年も、忘れることはできなかった
好きで好きでたまらなかった

再び会えて、気持ちがあふれそうだった
会うたびに
少しずつ幸せが増えていった
キミが隣にいるだけで安心できたんだ

一緒にいられるのが幸せで
忘れそうになっていた
キミとのかりそめの関係…
でも…それも…もう終わった
本当に好きになってはくれなかったんだ
終わった…俺の恋

キミが…大好きだった

キミ以外はいらない
みっともなくても
キミをはなさない

届け…この想い
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高校生の頃…
愛里に会うまでは、女嫌いだった春人
その頃も、女の子にもてて、騒がれていた
でも、うるさいとしか思えなかった
愛里に会うまでは…
女なんて誰も同じに見えていた

愛里の優しさに癒されて
いつの間にか、女の子たちにも心開いて
男にしつこくつきまとわられ、困ってたアイツの言葉を信じて、彼のフリをしてあげ
結果的にだまされていたと気づいた時には…
愛里が離れていってしまったんだ

信じなければよかった
女の裏なんて、知らなかった
もう、女なんて信じない
愛里以外はいらない

愛里の家の近くまで車で出かけ
愛里が出てくるのを待った
歩いて駅のほうまでむかってる

愛里の近くで車をとめて
春人「愛ちゃん、どこかいくの?」
愛里「えっと、映画見にいこうかなと…」
春人「そうなんだ、誰かといくの?」
愛里「1人だよ」
春人「送ってあげようか?」
愛里「え、そんな…悪いから」
春人「全然大丈夫だよ、映画一緒に見ようかなー、何みるの?」
愛里「この間一緒に見たのをまた見ようかな…と思って」
春人「あぁ、あれかー、俺もみたいなー、一緒にみたいな…」笑顔で言う
愛里「あ、うん、ハルくんもあの映画好きだったよね」
車からおりて、助手席のドアをあけて
「ありがとう」と、乗り込む愛里

でも、映画館には向かわない
春人「家に財布忘れちゃった、一度家に戻っていい?」
愛里「え、時間あるし、いいよ」

春人が1人暮らししているマンションにつく
「ついたよ、お茶くらい出すよ」
と、部屋に連れ込む春人

ソファーに座る愛里
春人「ミルクティーでいい?」
愛里「うん」
2人でお茶を飲んで
愛里がぼーっとしてくる
そのまま寝てしまう

全く意識されてないのか?
どうしようと思い…
愛里を抱いて、ベットに運ぶ

幸せそうに眠る愛里
苦しいかもと思い
髪の毛のゴムをはずし
メガネをはずし
ブラウスのボタンをはずす
ゴロンとこちらをむいた
ブラウスの隙間から、胸の谷間が…
思っていたよりも大きくてどぎまぎして
ベットにあがり、無防備に眠る愛里を抱きしめた

寝ぼけてる愛里が、胸にすりよってきた
抱き寄せたら、
ギュッとだきついてくる

鼓動が速くなる
ドキドキと鳴る心臓をおさえられないまま
ただ抱きしめ、
眠る愛里の胸の谷間に顔をうずめる
あぁ、やわらかい
このまま、全て奪いたい
欲望があふれそうになる

「うーん」と、動き始める愛里
ハッとして、身体を離す
「おはよう、よく眠れた?」
愛里が起き上がりながら
ぼーっとしながら、ふわっと笑う
壮絶にかわいい…
まるで天使のように











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