理想の男~Magic of Love~
またキョトンとなっている私に、
「悪ィ、言い過ぎた」

藤はそう言った後、申し訳ないと言うように右手を前に出した。

「あ、えっ…」

ここは、何と言えばいいのだろう?

さらにキョトンとなった私に対して、
「魔法が使えたら、なんてな」

藤が寂しそうに笑いながら言った。

「えっ?」

私は首を傾げた。

魔法が使えたらって、どう言う意味なの?

「そう思ったことない?

もしも自分に魔法が使えたら、って」

藤は私に言った。

「はあ…」

私はそう答えることしかできなかった。

いきなりな話について行くのが難しい…って言うか、話をすり替えられた?
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