極上☆ラブパワー
「…ちょっと!さっきのは何のマネ?」
部屋に入るなり、強気な彼女に戻ったかと思うと僕を睨んだ
「なにが?」
「『住みますよ。僕達、秘密を共用してる仲ですから』よ!」
「あぁ、あれ……」
無意識に僕はベッドに寝転がった
「間違いじゃないだろ?互いに秘密を握ってる」
「秘密?」
「そうだ。僕は君と出会った森でのことに、君のクビ。あぁ、それは弱みかな?」
「……ふざけないで。じゃああなたの秘密は何なの?」
「僕の秘密?それは、これだ」
胸ポケットから薬のケースを出して見せた