An opening of such a love
陽さんにお金を渡したのに遮られちゃった。


おごってもらっちゃった。




それにしてもここ本当に花火大会があったところなのかな?




今はすごく殺風景でほんとに一週間前の人ごみがうそのように思える。




でも陽さんが声を掛けてくれたのは


紛れもなくあの花火大会。




花火大会がなければあたしは陽さんとは出会ってなかったんだもんね。




お店の前に着く。


いろんな音楽が聴こえてくる。


ここはCDショップ。




あたしはここに来たかったんだ。




ほしいCDがあったのもあるけど



陽さんがどんな音楽を聴くのか知りたかったから。


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