天使の歌
天使の歌

それは、晴れた日だった。

暖かな光の中、寛いでいるキュティ達に、誰かか近付いた。

最初に気付いたのは、セティだった。

彼は気配を感じて振り返り。

驚愕に目を見開いた。
















「……スティ……?」
















其処に居たのは。

殺す事が出来なくて、見逃した――。

セティの、兄だった。

< 215 / 237 >

この作品をシェア

pagetop