天使の歌

気が付けば、残っている男は、僅か3人に なっていた。

橙の髪の男と、戦い慣れした2人。

2人は、橙の髪の男を守るように立ち、セティを睨んでいる。

「……どうした?掛かって来ないのか?」

セティの顔に不敵な笑みが浮かんだ瞬間。

「……セティ!?」

高く澄んだ声が響いた。

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