天使の歌
「……セ、ティ……?」
「……悪魔の血が……暴走している……だから……触るな……。」
そう言って、キュティを安心させようと、彼は微笑む。
「……良く在る事だ……だから、直ぐに良くなる……。」
そう言って、目を閉じて。
びしゃっと、口から血が飛び散った。
「よ、良く在る事って……。」
こんなに血を吐いて、大丈夫なんだろうか。
「取り敢えず、ベッドに……。」
「……離れろっ!!」
鋭く叫んだセティに、触れた瞬間。
頭に、強い衝撃を感じた。