ナピュレの恋【完】

「ご注文は?」


店員の言葉に貴子は。


「珈琲ください。裕也くんは?」


そう聞かれたが今は、なつこのことしか考えられず…。


「水、でいいです…」


それだけ言うと店員は下がった。


店員がいなくなってすぐに貴子が携帯を取り出した。


「ごめんね、あたしこのままじゃ無断欠勤になっちゃうから」


そう笑いながら会社に電話を掛けていた。


「はい、すみません…。急に具合が悪くなって…」


そう言って電話を切った。
< 268 / 300 >

この作品をシェア

pagetop