*全てを君に…*



今、何時だろ、。

開きっぱなしの携帯を見た。

13時か。

あー
今頃、
昼の回診しに来てるかな。

また皆に迷惑かけちゃった。

トイレの入り口のイスに座って
心臓の痛みがおさまるのを
待っていた。

でも、痛みゎおさまらず
ただ唸っていた。







すると…


ドアの外から


走っている足音と
声が聞こえた。




「さつきちゃーん。」

看護師の千昌ちゃんだ。

「さつきーー、どこだー。」

あ、たける君だ。




心臓ゎ痛かったけど
最後の力を振り絞って
トイレのドアを開けた。
でも、私ゎ立つことが
出来なくなり
倒れてしまった。



「先生!
さつきちゃん、いました。」


そこで気を失った。


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