ブラックⅠ-出会い-
「おい、起きろ」
遠くの方で聞こえる誰かの声。
「アオイ!」
「……ん」
重たいまぶたを開けると、そこには私服姿のレイジがいた。
「え?あれ?帰って来たの?」
あれだけ心配してたはずなのに、どうやらいつの間にか寝ていたらしい。
「だいぶ前にな、お前起こしても起きねぇからそのままにしといた」
皆帰って来てたのに起きないなんて、一体どんだけ熟睡してたの…
「もう帰るぞ」
「え?皆は?」
「あいつらはとっくに帰った」