ブラックⅠ-出会い-
「おやすみ」
レイジの胸に顔をうずめながら、この苦しみが消えたら良いのにと思う。
レイジが好きだから
大好きだから
こんな自分が嫌だ。
キタナイ自分が嫌で仕方無い。
「あぁ」そんなレイジの落ち着いた低い声が頭上から聞こえてきた。
レイジはこの傷の事を知ってる
郁也に付けられた事も。
シュウさんに見てもらってる事も知ってる。
でもいつか、私の背中を見たレイジはどう思うだろう。
あの、酷く汚れた背中を