ブラックⅠ-出会い-
心臓がうるさい。
どくどく、どくどくと
まるで身体全身を異常なスピードで血が駆け巡ってるみたいに。
レイジが私に触れるたび、
温かくて幸せな気持ちになる。
だけど、今きっと
私のこの心臓の鼓動は別の事を意味しているんだと思う。
手を止めたレイジを
我慢すると言ったレイジに
……………安心した。
レイジに触れたいはずなのに
レイジに触れて欲しいはずなのに
なのに私は怖いんだ。
だって
だって私は
キタナイ……から。