幕末~夢物語~
それから私は男たちに連れられどこかの道場にやってきていた。

「お前、名前は?」

一人の背の高い男に問われた。


「美影。笹神 美影(ささがみ みかげ」


そう答えた。
すると男は優しく笑って「美影だな。」と言った。
そして、優しく抱きしめ「もう、大丈夫だからな。」
といってくれた。



ポタッポタッ



私の目からは雫がこぼれ落ちた。
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