トイレの神様‐いいえ、ただの野次馬です‐





女子トイレを出た足音が完全に聞こえなくなってから、帰る支度をします。




落とした写真を1枚残らず拾い、ファイルに入れる。




汚いって思うところでしょうが、私立のトイレはキレイで、汚れたようには思えません。




荷物を持って、トイレを出たところで『カのつく自由業』別名『トイレの神様』は今日の役目を終えます。





後は自宅に帰るだけ。





これが、私の1日です。
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