heart and cold~私には貴方だけ~【完】





─────……




長野さんからはるき君のことを聞いてしまったせいか、始業式中も終わってもずっと頭は働き通しだった。




はるき君がスポーツ万能、成績優秀、見た目も文句無しの人である。



あたしと同じ感じ。



いつも一番のあたしを知っているのは当たり前だとして…



当たり前じゃないことは?



…やけに世話を焼いてきたこと?



近所だとしても、風邪引いた女子にあそこまで構わないよな…


熱が出て倒れたときも、家まで来て看病をしてくれたり…




どうして?




あの日の触れるだけのキスは…?




どういう意味?




どうして?




ねぇ…はるき君。





< 200 / 346 >

この作品をシェア

pagetop