heart and cold~私には貴方だけ~【完】
─────……
長野さんからはるき君のことを聞いてしまったせいか、始業式中も終わってもずっと頭は働き通しだった。
はるき君がスポーツ万能、成績優秀、見た目も文句無しの人である。
あたしと同じ感じ。
いつも一番のあたしを知っているのは当たり前だとして…
当たり前じゃないことは?
…やけに世話を焼いてきたこと?
近所だとしても、風邪引いた女子にあそこまで構わないよな…
熱が出て倒れたときも、家まで来て看病をしてくれたり…
どうして?
あの日の触れるだけのキスは…?
どういう意味?
どうして?
ねぇ…はるき君。