勇者34歳
「ぽこさん。」
リーヴェが、いつもと同じ
緊張感のない声で俺に話しかける。
なんだよ、俺は
うっかり飛び出たエクトプラズムを
回収するのに忙しいんだが。
「今のぴこさんが傲慢の七罪を持ってるとしよう。」
うん。
心情的には信じたくないけどそうらしいね。
「ヒトゴトみたいな顔してる場合じゃないかも。だって、目の前にいるのは…?」
俺は悪魔狩りを名乗るイブナクを見る。
神経質そうなヤツだな。
しかし俺は、次の瞬間、
机に両手をついて
両足を頭上に振り上げ、
座っていた机から
全力で後方に跳躍する。
地の民の運動神経を
総動員して全力で後ろ向きに
アクロバティックバックダッシュ。
イブナクから目は逸らさない。
「何やってんの?」
イブナクは不思議なものを見る表情で
引き気味に俺を見る。
「傲慢、を殺しに来たのなら、ここに悪魔狩りがいる理由の説明がつくわけだが?!」
「その発想はなかったけど、その手もあるな…。」
うわーー、俺、
言わなくていいこと、言っちゃった?!
改めてイブナクを観察すると、
戦闘においては手練れっぽく見える。
こいつと戦闘になったら
勝てないんじゃないのか?
一緒にいる幼女も
ただ者ではないだろうし…。
「戦闘の意思はない。…今のところは。」
イブナクはそう言うと両手を上げた。
「勇者、だし…。攻撃する気はない。今のところは。」
「両手を上げてもおまいら、滅魔術あるじゃん。」
リーヴェがつっこむ。
「あれは、魔符がないと発動できないから。」
イブナクが答える。
あまりにも聞かれたことに対して
淡々と答えるので、
なんとなく、色々聞いてみたくなった。
リーヴェが、いつもと同じ
緊張感のない声で俺に話しかける。
なんだよ、俺は
うっかり飛び出たエクトプラズムを
回収するのに忙しいんだが。
「今のぴこさんが傲慢の七罪を持ってるとしよう。」
うん。
心情的には信じたくないけどそうらしいね。
「ヒトゴトみたいな顔してる場合じゃないかも。だって、目の前にいるのは…?」
俺は悪魔狩りを名乗るイブナクを見る。
神経質そうなヤツだな。
しかし俺は、次の瞬間、
机に両手をついて
両足を頭上に振り上げ、
座っていた机から
全力で後方に跳躍する。
地の民の運動神経を
総動員して全力で後ろ向きに
アクロバティックバックダッシュ。
イブナクから目は逸らさない。
「何やってんの?」
イブナクは不思議なものを見る表情で
引き気味に俺を見る。
「傲慢、を殺しに来たのなら、ここに悪魔狩りがいる理由の説明がつくわけだが?!」
「その発想はなかったけど、その手もあるな…。」
うわーー、俺、
言わなくていいこと、言っちゃった?!
改めてイブナクを観察すると、
戦闘においては手練れっぽく見える。
こいつと戦闘になったら
勝てないんじゃないのか?
一緒にいる幼女も
ただ者ではないだろうし…。
「戦闘の意思はない。…今のところは。」
イブナクはそう言うと両手を上げた。
「勇者、だし…。攻撃する気はない。今のところは。」
「両手を上げてもおまいら、滅魔術あるじゃん。」
リーヴェがつっこむ。
「あれは、魔符がないと発動できないから。」
イブナクが答える。
あまりにも聞かれたことに対して
淡々と答えるので、
なんとなく、色々聞いてみたくなった。