♡祐雫の初恋♡

「優祐、里桜ちゃん、

 私もお仲間にいれてくださいね」


 祐雫は、小走りで追い付いて、

 仲良く手を繋いで、歩く優祐と里桜の後ろから明るく声をかける。



「祐姉ちゃま」


 里桜が満面の笑顔で、走って祐雫に飛び付いた。


 祐雫は、腰を屈めて、里桜を抱きしめる。


「里桜ちゃんが優しい言葉をかけてくださったので、

 元気になれました。

 ありがとう、里桜ちゃん」


 祐雫は、里桜のふわふわの肌にしあわせを感じる。

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