奏でる場所~SecretMelody~
――――――



次の日も、ピアノ少女は来なかった。



その上、奏とも一度も会っていない。



ピアノ少女…どーしたん…?



なにがあったん?



もしかして、ピアノのコンクールとか?



なら、あんな呑気に俺のゲームなんてしないか…。



それに昨日も練習来てたはずや。



…ほんまにどーしたんやろ?



早く、君を見つけるから…



それまで、待っててな?



――そして、奏。



ホンマにごめん。



そりゃ、そーやんな?



俺なんかと…振ったやつなんかと顔会わせたくないよな…



当たり前や。



でも、ここで、奏に会いに行ったって、俺余計奏を気づ付けてしまう。



だから、俺からは何も出来ひん…



…奏



…奏…



早く、会いたい。



振ったのは俺やけど。



好きなもんは好きやねん。



あった時には、どーしたらいいか悩むやろうけど、でも…



会いたいんや。



奏…






3日目。



学校は休日だったのに、何も行動出来なかった。



やりたい事沢山あったのにな。



でも、奏の方が大切やから。



…なぁ?



…俺の自由は後どれぐらいですか?
< 176 / 233 >

この作品をシェア

pagetop