イジワルな悪魔
「本当にごめんね。」


「じゃあ、約束破った罰な?」


はい?


「罰ってな…」


…っ!?


え…何これ…


あたし今、罰って何?って聞こうとしたんだよね?


なのに…なんで冬夜のどアップが目の前にあるの?


唇に感じる温かい感触。


あたし…キスされてる?!


なんで!?


気付いた時にはもう遅くて…


冬夜はゆっくりと唇を離した。



「冬夜…な、んで…」





< 34 / 71 >

この作品をシェア

pagetop