天使の声を…



「んーっ飯も食ったことだし!寝るか!」


「…そうだね…早く寝て体力つけないとね」


ニコラとエーゼルはそう言いながら寝ようとする。


「あんた達はまだ寝ないの?」


横になろうとしたニコラがふたりに言う。


「ええ…まだ眠くないから」

「そ、じゃあおやすみ」


「おやすみ」








ふたりが寝静まってからしばらくして、アイレンがユリナに話しかける。


「ユリナ…」


「アイレン?…どしたの?」

アイレンはユリナの隣に立つ。


「ユリナ…ダーキャスみたいな魔王の味方はまだまだいるのか?」


「それは分からない…私が知っているのはダーキャスだけ…だったような気がするわ」


「気がする?」


「え?」


「いや…ユリナでも分からないこと…あったんだなって」


「当たり前じゃないの…それもあるし……最近なんか忘れっぽいのよ…」


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