俺様と闘う私『一部・完』
「明日は?」
「は?」
「来たらいいの」
「来いよ」
「分かった」
それだけ言うとほんとに急いでいるらしく、渡したばかりの商品を一気に飲み干し、ゴミになったそれを玄関の棚に適当に置いた。
それをさらりと回収し、保冷バッグに入れる。
さすがに目の前で置かれてそのまま見捨ててはいけない。
「じゃあ、行くね。ありがとうございました」
いつも通りに挨拶をして出ようとしたそのとき。
グイッ
いきなり腕を捕まれた。
バランスを崩して後ろに倒れそうになるのをなんとか踏ん張ったけど、やっぱり倒れてしまった。
結果。
私の体は、志貴の腕の中に収まってしまった。
「し、しししししっ、志貴っ!?」
頭の中が爆発寸前になった私は、真っ赤になって志貴を見ることなく玄関扉に向かって叫んだ。
だけど、志貴は落ち着いた様子で、私の慌てぶりにクックッと笑っている。
そして倒れこんだ私の耳元で
「理香」
と囁いた。
う、うわぁあああっ!
何々!?
こんなの無理だぁ!!
なんか耳が震えて、体がゾクッとする。
胸がぎゅーってなって、もっと顔が赤くなってしまった。
私は訳がわからなくなって自分の体をギュッと抱き締める。
なんだかわからないパニック状態の私をよそに志貴は……
「もっと色気だせよ」
久しぶりに過激な暴言を吐いてくれた。
「は?」
「来たらいいの」
「来いよ」
「分かった」
それだけ言うとほんとに急いでいるらしく、渡したばかりの商品を一気に飲み干し、ゴミになったそれを玄関の棚に適当に置いた。
それをさらりと回収し、保冷バッグに入れる。
さすがに目の前で置かれてそのまま見捨ててはいけない。
「じゃあ、行くね。ありがとうございました」
いつも通りに挨拶をして出ようとしたそのとき。
グイッ
いきなり腕を捕まれた。
バランスを崩して後ろに倒れそうになるのをなんとか踏ん張ったけど、やっぱり倒れてしまった。
結果。
私の体は、志貴の腕の中に収まってしまった。
「し、しししししっ、志貴っ!?」
頭の中が爆発寸前になった私は、真っ赤になって志貴を見ることなく玄関扉に向かって叫んだ。
だけど、志貴は落ち着いた様子で、私の慌てぶりにクックッと笑っている。
そして倒れこんだ私の耳元で
「理香」
と囁いた。
う、うわぁあああっ!
何々!?
こんなの無理だぁ!!
なんか耳が震えて、体がゾクッとする。
胸がぎゅーってなって、もっと顔が赤くなってしまった。
私は訳がわからなくなって自分の体をギュッと抱き締める。
なんだかわからないパニック状態の私をよそに志貴は……
「もっと色気だせよ」
久しぶりに過激な暴言を吐いてくれた。