俺様と闘う私『一部・完』
 ぶちぃっっ!!


 本日聞く、2回目の色気無い宣告。


 さすがの私も一気に5本の線が切れて



 「う、うるさーーーいっっ!!」



 大声で叫んでから、勢いよく体を起こして志貴の方へ振り返り、睨んでやった。


 そこにはニヤっとした志貴の顔があって。


 ますます苛立ちが募る。



 「あ、アンタに! 迷惑かけてないでしょ!?」



 苛立ちすぎてストレートに発言すると、奴はちょっと苦笑気味に



 「まぁそうだな」



 と言った。



 ―――そう、そうなの。



 私の色気が無いことなんて、志貴に迷惑かけてるわけじゃないもん!


 ブスくれて頬を膨らまし、顔を赤くして怒っている私を見て



 「まぁ、いいか。お前はそれで」



 と言って、なぜか優しく頭をポンポンと撫でられた。



 だけど、そこで終わる志貴ではない。



 「しかし、休みの日に男に会うのにその格好じゃあなぁ」

 「な、何がダメだって言うのよっ」

 「いや、まぁ色気は皆無だが。理香らしくていいか」
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