闇と光 弍
彼女

「流星…?」

可愛らしい女の人の声が私の言葉を、遮った。

流星と私は、声がした方に振り返った。



「秋華…?」

あぁ…この人が秋華さんか。

「久しぶりだね」

秋華って人は、流星だとわかり
嬉しそうに近付いてきた。

来ないで…。

私の願いも虚しく、彼女は流星のとこに来て
ニコッと可愛らしい笑顔をみせた。

「なにしに来た。
なんで、今さら…」

流星の声は、少し震えていた。


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