澄んだ空の下で
店を手伝うのは初めてじゃないけど、やっぱし何故かそー言う気にはなれなかった。
だけど、そんな事よりお金を貰えたらって、思う気持のほうが大きかった。
制服に着替えた後、昨日恭から貰った紅茶をカップに注ぐ。
「…やっぱ、好きな味」
ほのかに香る甘い匂いが鼻をそそる。
喉に沁みてくストロベリーの味がほっとさせてくれる。
…また会いたい。
顔を思い出すと、ふと心の中で呟いた。
だけど、その反面、会っていいのかどうなのか分からなくなる。
得に仲がいいわけでも何もない。
だから何だか複雑な気分だった。