僕の可愛いお姫様
「…本当に?」
「うん。本当に。」
「瑞穂もそう思うと思う?」
「思うよ。本当だって。」
投げ遣りに言った覚えはないが、何度も訊かれたその問いに、同じ言葉を繰り返す私に少しだけ唇を尖らせて目を伏せた莉世は、やがて決心した様に立ち上がった。
淡いピンクのワンピースが、開け放した窓から流れ込む風に揺れて、何故だか私は目が離せなかった。
「梅雨李。ありがとう。
私、行ってくるね。」
「あ…、うんっ。いってらっしゃい!」
咄嗟の反応で、我ながら声が大きいなぁと恥ずかしくなる。
俯き加減に莉世に手を振る。
歩くたびに揺れるワンピースの裾は、莉世の心の中みたいに不安定で、弱く見える。
瑞穂は、彼女をしっかり守ってくれるだろうか。
「うん。本当に。」
「瑞穂もそう思うと思う?」
「思うよ。本当だって。」
投げ遣りに言った覚えはないが、何度も訊かれたその問いに、同じ言葉を繰り返す私に少しだけ唇を尖らせて目を伏せた莉世は、やがて決心した様に立ち上がった。
淡いピンクのワンピースが、開け放した窓から流れ込む風に揺れて、何故だか私は目が離せなかった。
「梅雨李。ありがとう。
私、行ってくるね。」
「あ…、うんっ。いってらっしゃい!」
咄嗟の反応で、我ながら声が大きいなぁと恥ずかしくなる。
俯き加減に莉世に手を振る。
歩くたびに揺れるワンピースの裾は、莉世の心の中みたいに不安定で、弱く見える。
瑞穂は、彼女をしっかり守ってくれるだろうか。