僕の可愛いお姫様
「瑞穂と別れた。」

そのシンプルな文字は、しっかりと私を動揺させて、その事実はしっかりと、莉世を闇へと突き落としていた。

底は見えない。
どこまでも引きずり込まれる。

昼間見た彼女のスカートの裾が、今更ながら、視界の隅で揺れていた。
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