ラスト·ラン~マラソンで~【TABOO】
いつものペースに戻った心結はいつもよりも少し速く、ゴールした。そこには芹澤先生と和磨がいる。

「お疲れ」
「お疲れ様。よく頑張ったな」
「拓兄は、もっと頑張らないとな」
「走らないお前が言うな」
「仲良いですね、芹澤兄弟は」
「あ、変なことされなかったか?」
「変なことするか。鳥井は教え子だ」
「そうだよ、和磨」
「本当か?」
「うん。拓先生」
「はい」
「三年間、ありがとうございました。これからもお願いします、和磨の彼女として」
「はい」

こうやって、芹澤先生に挨拶するのは芹澤先生に対する気持ちをゼロにしたいから。
このマラソンは心結にとって芹澤先生に対する気持ちへのラストランだった──
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