Suger and Spice
「そっかー。興味ないかー。」
「…」
「…」
会話が無い。話題がない。
なんか喋んなきゃ…
「あ、あのさ」
「ん?」
なに私気ぃ使ってんだろ
相手は加藤なのに。
「ケーキ?どうだった?」
「あー普通?」
「そっかーどこのお店だろ」
「今から行く?」
…は?
え、なんでこうなるの。
「いやいや…
だって昨日行ったんでしょ?」
「うん」
「だったら「俺あの昨日の人…」
「リカちゃん?」
うなずく加藤。
あんなべったりされてたのに
名前覚えてないなんて、
興味のなさ相当だな。
「そ。
あの子の話聞かなきゃだったから、
あんま味わってない」
「話聞いてあげたんだ?」
またうなずく加藤。
意外といいとこあんじゃん。
気になってる子いたとしても
あの子は苦手だけど、
加藤とリカちゃんがくっつくのは、
それはそれで面白い。
駅についた。
「せいか結局ケーキどうすんの?」
え?ああ…
「いーや。甘いものって気分じゃない」
それにこいつと
二人で地元いたりなんかして
リカちゃんに見られたら
色々とマズイし。
「そっか。じゃね。
せいか可愛いんだから
痴漢とかに気を付けてね。」
…うざっ。
可愛くないから。