《続》俺様ホストに愛されて
「そ、そんなはっきり言わなくても」
一気に顔が赤くなる。
今が夜で本当に良かった。
「はっきり言わねぇと伝わらねぇし。特に妃芽には……言っても伝わらねぇ時もあるしな」
「えー……そこまでバカじゃないし」
一応、日本語は理解出来ますけど⁉
「いや、バカだし……。お前は俺を妬かせる天才だからな」
「なっ、なにそれ‼そんな天才、嬉しくないんだけど」
しかもリュウを妬かせる天才って……⁉
そんなつもりはないんだけど。
「ま、俺を妬かせて……その気にさせる天才でもあるけどな」
イタズラっぽく笑いながらそう言った後、リュウの手が腰に回った。