《続》俺様ホストに愛されて


「そ、そんなはっきり言わなくても」



一気に顔が赤くなる。


今が夜で本当に良かった。



「はっきり言わねぇと伝わらねぇし。特に妃芽には……言っても伝わらねぇ時もあるしな」



「えー……そこまでバカじゃないし」



一応、日本語は理解出来ますけど⁉



「いや、バカだし……。お前は俺を妬かせる天才だからな」



「なっ、なにそれ‼そんな天才、嬉しくないんだけど」



しかもリュウを妬かせる天才って……⁉


そんなつもりはないんだけど。



「ま、俺を妬かせて……その気にさせる天才でもあるけどな」



イタズラっぽく笑いながらそう言った後、リュウの手が腰に回った。


< 139 / 210 >

この作品をシェア

pagetop