ポケットに婚約指輪
*
「お、お待たせしました」
今は14時20分。
早めに来たつもりなのに、里中さんはもう来ていた。
「早いですね」
「そっちこそ。女の子って遅れてくる方が多いから、ちょっと意外だった」
「そうですか?」
里中さんって、結構女の子の一般事情みたいなのが話に出てくるけど、そんなにたくさんの女の子を知っているのかしら。
「時間は気になるほうなんです」
「いいね。社会人って感じで。お陰で話す時間も増えるしね。さ、行こうか」
笑って、私の背中をポンと押す。
繁華街は人もたくさんで、ぼうっとしてるとすぐ人にぶつかりそうになるけど。
里中さんはエスコートもスマートだ。さりげなく人波の開けた方に誘導してくれたり、ぶつかりそうな時は引っ張ってくれたりする。
「お、お待たせしました」
今は14時20分。
早めに来たつもりなのに、里中さんはもう来ていた。
「早いですね」
「そっちこそ。女の子って遅れてくる方が多いから、ちょっと意外だった」
「そうですか?」
里中さんって、結構女の子の一般事情みたいなのが話に出てくるけど、そんなにたくさんの女の子を知っているのかしら。
「時間は気になるほうなんです」
「いいね。社会人って感じで。お陰で話す時間も増えるしね。さ、行こうか」
笑って、私の背中をポンと押す。
繁華街は人もたくさんで、ぼうっとしてるとすぐ人にぶつかりそうになるけど。
里中さんはエスコートもスマートだ。さりげなく人波の開けた方に誘導してくれたり、ぶつかりそうな時は引っ張ってくれたりする。