BrandNewDay
 「ゴメンって。いや、やっぱ蓮は細いし、小さいなーって思っ…ぐはっ」

 「どこのこと言ってんだー!!このっ変態っ」

   ドカッ!

 足で千鶴の腹を蹴った。

 …千鶴の体は肉体的で、男らしかった。本当に死んでるのかな…こいつ。

 「…んっ…はぁ…あっ…」

 千鶴と肌が触れ合う。冷たいのに心地いい。千鶴は悪戯っぽい笑顔を見せた。

 「イイか?あ、ここお前感じやすいんじゃない?」

 千鶴は既に立ち上がっている僕を捉えると、それは糸がひくほど濡れていた。手の中に包み込み、ゆっくりと上下させると、ぴくぴくと反応してくる。

 「ぬるぬるじゃん。そんな良かった?」

 「そ…んな…わけ…やっ…あ、あぁっ!」

 耳元で囁かれ、僕は否定しようとしたけど千鶴には敵わなかった。

 千鶴はどうしてこんなに上手いのかな?まさか、とは思うけど…他の女の子とか男の子に……

 急にズキン…と胸がざわめく。でも…千鶴は素では子供だけど皆の前ではクールで…まず彼女とかいなかったはずだし……。こんなことした事あるのかな…?

 「…蓮?どっか痛い?」

 「……っなんで?」

 千鶴は僕を心配そうに見る。

 「いや、苦しそうな顔してたから」

 「僕そんな顔してた?大丈夫だよ!痛くないし」
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