BrandNewDay
 僕は挑発するように声を低くして言う。

 「んだよ、このミニマム性器野郎」

 「だ、だれがミニマム性器だっ!じゃあお前は…お子様だっ」

 「なんで俺がお子様なん…ぷっ、あはははははっ」

 急に笑い出した千鶴。それにつられて、僕も吹き出して笑った。

 「あははっ…もー…阿保らし…あはははっ…」

 「あはははははっ…だな…あーヤベ腹いてー…」

 笑いあった後にお互い見つめ合うと、マグネットのように互いに引き合うようにキスをする。

 「…続きする?」

 「聞くなよっ!ばかっ」

 僕らは夜中まで、禁断の行為を繰り広げるのであった。
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