BrandNewDay
 「ーーっ!千鶴っ」

 何?じゃあ僕の前に現れたのは、別れを言うため?やらないといけないのも僕の為なの?

 僕は思いきり玄関を飛び出した。

 どこに行けばいいんだろう?千鶴が行きそうな場所…

 『あ、あれ!!蓮が好きそう!』

 !…もしかして…いや有り得る!

 僕はあそこに向かった。

 着いた時には、僕はへとへとで…でも案の定、アクセサリーショップの中には千鶴はいた。……やらないといけないこと…ははっ…千鶴っ…お前、本当馬鹿千鶴だよ…。

 僕は千鶴を見ていると、千鶴はカウンターに置いてある袋を持って、何か紙を置いて出て来た。

 確かに、千鶴の様子は何かおかしかった。額の汗と少し辛そうな表情が朝よりも酷くなっている…兄さんの言ってた危ないが頭を過ぎる。

 「千鶴っ!」

 僕は千鶴に寄って叫ぶ。知らない人が不思議そうに僕をチラチラ見ているが、僕はお構いなしに叫ぶ。

 「お前っ、本当に死ぬよ!?」

 目を見開き、千鶴はふっと悲しそうな笑みで答える。

 「なんだよ…分かったのか…仕方ないだろ、植物状態のまま、あんなに暗い狭い世界にいるのは嫌なんだ。じきに俺は死ぬからもう死んだも同然なんだよ!」

 「お前はまだ死んでないっ!生きてるんだろ!?なのに幻とか嘘とかついてさ、僕はお前が生きてるって聞いて嬉しかったよ、なぁ、頑張ってよ…」

 僕は目にためた涙を隠すように千鶴の胸に飛び込む。千鶴は僕の頭を撫でて、にこっと笑った。

 「今日、何の日かわかる?」

 …?5月26日…?

 「あ!僕の誕生日!」

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