BrandNewDay
『もしもし、蓮!?間に合ったみたいだな!さっき、千鶴君のお母さんから連絡があってな、植物状態だった千鶴君が意識を取り戻したみたいなんだ!』
病院に向かう途中、兄さんから電話が来たのだ。
…千鶴の意識が戻った?…あいつ……。よかった…。
病室へ行くと、ピッ…ピッ…と千鶴の心臓音がわかる機械が緑の波線を打つ。
…なんだよ…なんなんだよ…馬鹿千鶴…。
「…ほんとお前…馬鹿だよ…」
だって僕の誕生日にこれを渡す為に死んでるように僕に幻を見せて…でも…今お前が死んでないってことがはっきり分かるよ。こうして手を握ると、まだ少し冷たいけど温かくなってきてる…。
僕は首に下げたショートケーキのネックレスをギュッと握りしめた。そして同じように千鶴の手も包み込んだ。
「…れ…ん…?」
千鶴は弱々しかったが、笑みを浮かべて僕を見る。
「…なんだよ…?馬鹿ちづっ……」
…涙が止まらない。千鶴の手が僕の頭にゆっくりと伸びてきて、優しく撫でられる。
「…ごめんな…もう大丈夫だから…」
謝るとか…するなよ…優しくされたら……僕、もっと千鶴が好きになる。気付いたんだ、自分の気持ちに。
「千鶴…もう、僕から離れないで…」
やだな…僕、いつも考えないで言うんだもん…。
病院に向かう途中、兄さんから電話が来たのだ。
…千鶴の意識が戻った?…あいつ……。よかった…。
病室へ行くと、ピッ…ピッ…と千鶴の心臓音がわかる機械が緑の波線を打つ。
…なんだよ…なんなんだよ…馬鹿千鶴…。
「…ほんとお前…馬鹿だよ…」
だって僕の誕生日にこれを渡す為に死んでるように僕に幻を見せて…でも…今お前が死んでないってことがはっきり分かるよ。こうして手を握ると、まだ少し冷たいけど温かくなってきてる…。
僕は首に下げたショートケーキのネックレスをギュッと握りしめた。そして同じように千鶴の手も包み込んだ。
「…れ…ん…?」
千鶴は弱々しかったが、笑みを浮かべて僕を見る。
「…なんだよ…?馬鹿ちづっ……」
…涙が止まらない。千鶴の手が僕の頭にゆっくりと伸びてきて、優しく撫でられる。
「…ごめんな…もう大丈夫だから…」
謝るとか…するなよ…優しくされたら……僕、もっと千鶴が好きになる。気付いたんだ、自分の気持ちに。
「千鶴…もう、僕から離れないで…」
やだな…僕、いつも考えないで言うんだもん…。