Love Songを君に【Ansyalシリーズ TAKA編】



託実さんは、
そう言うと軽く手をあげて、
俺の前からゆっくりと
立ち去って行った。


俺は再び、
唯ちゃんの病室の前へと戻る。




病室の外から中を
覗きこんだら、
何度も見たことがある
唯ちゃんの友達の姿を確認する。




勿論俺は、
Takaとして
何度も接したことがある
その人だけど俺として、
その人と会うのは二回目。



ただ一度、
シークレットライヴの時に
会場の前で姿を見た。



ただそれだけ。



< 341 / 613 >

この作品をシェア

pagetop