輝く光の中で
side クリスティーナ

初めて、アルフレッド様にお会いしたのは、実は、高校2年の時。

高校1年の時は、日本へ留学していたので、ローズマリーとは、
友人関係ではなかった。

2年の時、帰国し、高校に戻った時、初めてローズマリーと一緒の
クラスになった。

ローズマリーは、美しく、上品で気品に溢れていた。

そして、上級生から下級生まですべての生徒に慕われており、
私は、1年生の時にこの学校に居なかった為、友人関係を築くのに
四苦八苦していた時、声をかけられた。

それは、まるで女神の様だった。

私は、ローズマリーのお陰で、その後順調に友人関係を築く
事が出来、楽しい高校生活を送ることが出来た。

そんなある日、ローズマリーのお宅のお茶会に呼ばれた。

ローズマリーの屋敷は、そんなに広くはなかったが、両親が
忙しいため、『兄と二人暮らしのようなものよ』と、屋敷の
中を案内してくれた。

その時、初めて、ローズマリーのお兄様を見かけた。

その姿は、まるで王子様で、私が恋に落ちるまでには
時間はかからなかった。

ローズマリーに、遠慮がちにお兄様の事を尋ねると、いろんな
事を教えてくれた。

ただ、見かけることが出来たのは、その時、一回だけだった。

その後、アルフレッド様は、イギリスへ留学に行った為、
この3年間、お会いすることはなかった。
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