イケメン御曹司とラブ甘同居
私はぐちゃぐちゃになった顔のまま…

その手紙を手に取った。




”生前、あなたに話そうとしていたこと“



”そこのご主人を訪ねなさい“





お母さん…

一体なにを私に話そうとしていたの?



気がつくと…私はお母さんが眠る骨箱の前まできていて、

骨箱の前に飾られた、お母さんの写真を眺めていた。


そして、お母さんの遺書に貼られていた地図に目を通す。



ここに行けば…

なにかわかるかもしれない…



私は携帯を取り出して、地図に示された場所を、マップで検索する。




気がつけば涙も止まっていた。
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