あの花が咲く前に②





「そこからは

 ほとんど戦争だったわ。

 私達 家族には

 わからないような

 お金の単位がでてきた。

 私は どうしていいか

 わからなくなって

 1つだけ思いついたのは

 その場から 逃げることだった。」


「・・・1人で?」


「・・・そう。

 それしかなかったの。

 それからというもの

 人を見るのが怖くなって

 前髪は伸ばしっぱなし。

 自分の目は 人を呪う

 悪魔の目と思って過ごしてたわ。」




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