俺様彼氏とあたし様。
それから寧音に水を渡してから適当に腹ごしらえをした。



「蓮司、さっきから何見てんだ?」

「日向の写真。やっぱ俺最高!!」

「はいそうですね。」



写真集用の写真を見ながら飲むのってちょっとキモイ…。



蓮司ってたまにキモイ。



「寧音、見る?」

「見る!!いいの!?」



そう言って寧音は蓮司の隣に座った。



寧音の為に頑張ったんだからな?



そんな事は言わないけど。



「これ…日向?」

「あぁ。すげぇだろ?」

「すごい!!ヤバイ!!超カッコイイ!!」



照れるからやめろよ…。



その後も寧音は『すごい』『ヤバイ』を繰り返してた。



時間ギリギリまで俺の写真を見てた寧音は、1枚写真を持って帰るらしい。



「この日向大好き!!」

「は!?好きとか言ってんじゃねぇよ。襲うぞ?」

「そんな事したらマジ殺すよ?」



変わってねぇな…。



少し安心…。



< 201 / 425 >

この作品をシェア

pagetop