俺様彼氏とあたし様。
【日向】



寧音とキスをするだけで満たされる。



と、思ったら大間違い。



俺がこのまま終わる訳ない。



「何してんの日向…。」

「教えね。」

「寝ないの?」

「寝るわけねぇだろ。夜はまだまだこれからだ。」



でも、こんな時に限って邪魔が入る…。



「日向~!!おかえり!!」

「琉伊かよ…。電気つけんなよ。」

「あ、最中!?」

「ちげぇよバカ…。」

「じゃあ5分後にリビング集合~!!」



こんな家さっさと出て行きたい…。



あっ!!



「この部屋に鍵を付けようじゃないか!!」

「なんかあからさまでヤダね…。」

「気にすんな!!そうか…今まで気付かなかった…。明日にでも付けよう。」



俺の決意は固い!!



明日からこの部屋は俺のパラダイス~!!



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