俺様彼氏とあたし様。
ガッと引き離された体。



日向があたしの横に立ってる…。



「マジ殺すぞ」



そう言って元気の胸倉を掴んだ。



元気は何も動じない。



「言ったスよね?奪うって」



そう日向に言い放った。



日向は知ってたの?



なんで何も言ってくれなかったの…。



そしたらもっと警戒した。



一緒になんて撮らなかった…。



「帰るぞ寧音」

「日向…」



元気から手を離した日向はあたしに背を向けて部屋を出てった。



追い掛けなきゃ行けないのに体が動かない…。



「諦めないよ」

「ムリ…。あたしは日向が…」



何故か涙が出て来た。



あたしに隙があった?



日向はあたしを連れてってくれない…。



日向に嫌われた…。



ごめん日向…。




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