俺様彼氏とあたし様。
蓮司達は朝に出て行ってしまったので、俺らは新幹線で行く。



場所は琉伊んちの別荘。



琉伊達と待ち合わせをしてから皆で行く事になってる。



駅に着くと疾風とその彼女がいた。



初めて見た疾風の彼女はチビだ。



見た目亜香里タイプ。



「初めまして!!疾風の彼女の里沙です!!」



元気っぽい。



あ、そう言えば疾風に蓮司の事言ってない。



しかも疾風は俺の本性を知らない…。



「日向、琉伊の親父さんって金森さんでしょ!?マジ緊張!!」

「そう?恭一君は何気にバカだし喋りやすいから。後、龍真って言うハリウッド俳優と進藤嵐監督と、その奥さんのYURAもいるから」

「ハリウッド!?監督!?元歌手!?どんな関係!?」

「俺の親父と琉伊の親父の友達」

「何か行きたくなくなってきた…。って、日向喋り方が違う…。しかも日向の親父って何物!?」

「こっちが本物。よろしく疾風。俺の親父はただの道楽人間だ」



疾風の顔が軽く引き攣ってたけど、そんなの気にしない。




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