俺様彼氏とあたし様。
それから琉伊も合流して皆で新幹線に乗った。



男達はみんな爆睡で、寧音達はず~っと喋ってた。



「痛い…」

「もう皆降りた!!早くしなよ!!」



腹に入った肘で目が覚めた。



寧音は優しさって言葉を知らないらしい…。



駅を出ると一面真っ白。



寧音達はすげぇはしゃいでて、何だか俺も楽しくなってきた。



「ヒ~ナ~!!」

「あ!?」



寧音って本当にカワイイ。



振り向いた瞬間に顔面に雪を投げ付けられた。



「寧~音~!!」

「その手には乗らない!!」

「俺がやられっぱなしで大人しくしてる訳ねぇだろ」

「ぎゃあああ!!冷たい!!出して!!日向マジ殺す!!」



仕返しにブーツの中に沢山雪を詰め込んでやった。



ざまぁみろ!!




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