俺様彼氏とあたし様。
それからも寝たふりを続ける俺に気付かずに話しをしてる大人達。



「恭一的には琉伊は俳優やってほしかったみたいだけどな?」

「そう言えば俺の息子はハリウッドデビューしちゃうよ?来年の夏くらいに」



今日も来てたけど、龍チャンの子供は来年中1になる涼司って言う龍チャン似のイケメン。



名前は蓮司から取った『司』を使ってる。



蓮司は龍チャンを本当の弟みたいにかわいがってるし、龍チャンも蓮司をすげぇ慕ってる。



羨ましい関係だ。



「でもやっぱり日向が1番の出世頭だね。さすが蓮司さんの血だわ」

「勝手に育ったと思ったら俺に似てんだよな…。だから余計可愛い。デカくなってもガキはガキだからな」



何か泣きそうなんですけど…。



「パパ~!!」

「はぁ!?お前起きてたのか!?」

「俺は一生蓮司の息子だぁぁぁぁぁ!!」

「キモイ!!抱きつくな!!ガキはさっさと寝ろよ!!」



やっぱり蓮司は尊敬します。



さすが俺の親父!!




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